「ローテーションでメッシ蹴るしか」 ブラジルの暴れん坊が明かすメッシ封じ

ブラジル代表でプレイしてきたフェリペ・メロ photo/Getty Images

正々堂々で止められる相手ではない

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを抑えるためには、どうすればいいのか。最終ラインの選手や守備的MFは頭を悩ませてきた。

アルゼンチンと強烈なライバル関係にあるブラジル代表の選手たちも、メッシ封じの術を考え続けてきた。

その中でブラジルの暴れん坊MFフェリペ・メロがたどり着いた答えは、ローテーションしながらメッシを削っていくというものだ。

アルゼンチン『Clarin』によると、メロは蹴るしかメッシを止める術はないと判断したようで、ブラジル代表のチームメイトに上手くローテーションしながらメッシを蹴っていこうと言い合っていたと明かしている。

「彼はユニークな選手だ。ブラジルが彼と対戦する時、オレたちは互いにローテーションしながら彼を蹴らなければならないと言っていたよ。それをしないと、彼をマークするのは難しい。彼を休ませたくなかったし、リズムを乱して妨害する。戦術だったんだ」

「メッシはインクレディブルな存在だ。クリスティアーノ・ロナウドよりもね。クリスティアーノは5点奪えるが、メッシは5点奪うのと同様にチームメイトにも得点させることができる。より完璧なんだ」

メロはメッシをリスペクトしているようで、もはや正々堂々で止められる相手ではないと認識していたのだろう。いかに上手く戦術的なファウルでメッシのリズムを狂わせることができるのか。これもメッシ封じの方法の1つか。

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