プレミアに戦力格差なんてなかった!? リヴァプール独走にOB持論

今季プレミアで首位を独走しているリヴァプール photo/Getty Images

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「特別優れた選手がいるわけじゃ……」

2019-20シーズンのイングランド・プレミアリーグで首位を独走しているリヴァプール。彼らのスカッドにはDFフィルジル・ファン・ダイクやFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネをはじめとしたワールドクラスの選手がズラリと並ぶ。世界でも屈指のタレント集団と言っても過言ではないだろう。

プレミアでもマンチェスター・シティと並んで戦力は頭一つ抜きん出ているように見えるリヴァプール。しかし、彼らの戦力は他と比べてもそう突出しているわけでないと、クラブOBのジョン・バーンズ氏は主張する。差が出たのはあくまでもチームのメンタルや団結力の部分と、同氏は次のように主張している。

「リヴァプールはユナイテッドやアーセナル、トッテナムなどのクラブと比べても、特別優れた選手がいるわけじゃない。だが、彼らは選手同士の調和がとれていて、団結、信念、謙虚さのどれもが素晴らしいんだ。彼らは自分たちのキャラクターを持っているから圧倒的なまでの成功を掴んでいるんだ。シティとリヴァプールが最高のチームなのはそのためさ。ファンや選手はそれぞれペップとクロップに感謝しなければならないね」
バーンズ氏がこのように語ったことを英『talkSPORT』が伝えている。リヴァプール の団結力やメンタリティの素晴らしさは誰もが認めるところだが、戦力格差がないという主張は少々驚きと言えるだろう。絶対的なエースや守護神、ディフェンスリーダーが全て揃っているチームなどなかなか見つかりはしないはずだ。

かなりユニークな持論を展開したバーンズ氏。さすがに戦力格差が全くなかったとは言えないはずだが、彼の主張通りユルゲン・クロップ監督の手腕は大いに評価されるべきだろう。

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