プレミアの“ワンダーキッドTOP5” 世界最高の右SBからマンU超新星まで

早くもその名を世界に轟かせているA・アーノルド photo/Getty Images

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ファーディナンド氏が厳選

欧州5大リーグの中でも特に、若き有望株が多く集うプレミアリーグ。今季もいくつもの新たな才能が頭角を現しているが、現役時代にマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したイングランドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏が、「ワンダーキッドTOP5」を選出している。

自身も若い頃から注目を集め、17歳でプレミアリーグデビュー(当時ウェストハム所属)を果たしていたファーディナンド氏。現在はコメンテーターなどを務めているが、そんなレジェンドが1人目に選んだのは、21歳ながら昨季の欧州王者リヴァプールで早くも必要不可欠な存在となっているイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドだ。「私がこのリストに載せる21歳以下の最初の選手はA・アーノルドと言わざるを得ない。彼は今や、世界最高の右サイドバックだ」や「リヴァプールには前への意識を持っている人が必要だ。だから、彼は守れないと言っている人もいるが、それはそれほど重要じゃない。彼は自身にとって適したチームにいる」と評価している。

そして2人目は、昨夏の移籍市場でアーセナルに加入したU-23ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリ。ここまで公式戦26試合に出場と決して出番は多くはないが、10ゴール4アシストを記録している。ファーディナンド氏も「私は彼をアウェイのチェルシー戦とボーンマス戦で見た。私が思うに、今後数年間で世界のサッカーにおいて主要な選手になるんじゃないかな。それにふさわしい選手だ」と絶賛した。

マンUの将来を担うと期待のグリーンウッド photo/Getty Images

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3人目は、名将ジョゼップ・グアルディオラもその才能に惚れたマンチェスター・シティの生え抜きMFフィル・フォデンで、「彼の動き方は他の人と別物。アーティストのようだ」と表現。さらに「デ・ブライネやダビド・シルバ、ベルナルド・シウバがいるが、いつか彼の時代が来る」などと述べている。

4人目は、今季多くの若手がブレイクを果たしているチェルシーで、特に輝きを放っている有望株のひとりであるDFリース・ジェイムズだ。「私はこの選手が好き」と述べた上で、「彼は試合でとても成長しており、多彩だ。右SBだけでなくCMFでもプレイできる。彼はミドル級ボクサーのようなフィジカルを持っていて、強固で素早くアグレッシブだ」とコメント。現役時代の自身と重なる部分が多いことも、気になる要素となっているのかもしれない。

最後に選んだのは古巣のマンUから。クラブの将来を担うと期待の超新星FWメイソン・グリーンウッドだ。クラブの大先輩はこの後輩について「この選手は何かを見るたびに、何かを得ていると思う。グリーンウッドはこの5名の中に入るべきだね。右足と左足で同じことができる」と話し、「私は彼が幼かった頃から見ており、クラブの人々は『この選手は特別だ』といっていたよ」といった裏話も明かしている。

近い将来、この5名のワンダーキッドがサッカー界を牽引する時が来るかもしれない。今後の成長や活躍にも注目だ。

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