身長差“23cm”あっても怖すぎる? 巨人FWが現役時代に唯一恐れた選手とは

かつてプレミアで活躍したクラウチ photo/Getty Images

オーストラリア人DFに恐怖した過去

イングランド・プレミアリーグ史上最強のエアバトラーといえば誰になるか。そう問われれば、おそらく多くの人の頭にはかつてリヴァプールやトッテナムで活躍した元イングランド代表FWピーター・クラウチの名が浮かぶことだろう。

プレミアで通算467試合に出場し106ゴール58アシスト。計11クラブを渡り歩いたジャーニーマンだが、彼は同リーグにおける紛れもないレジェンドだ。身長201cmを誇る“巨人FW”は空中戦においてまさに無敵。そのサイズもあって、マッチアップした選手は彼のことをかなりの脅威と思っていたことだろう。威圧感も抜群だ。

しかし、そんなクラウチが現役時代に唯一恐れた選手がいたという。彼は英『BBC』の番組内でそれについて語っているのだが、名前が挙がったのは少々意外な選手だ。

「ケビン・マスカットは怖かったね。普通の選手から『お前の足を折ってやる』って言われても何も感じないんだけど、彼の場合は違った。私はそれを信じ込んでしまうんだよ」

クラウチが恐れたというのは、かつてクリスタル・パレスやウォルバーハンプトンでプレイしていた元オーストラリア代表DFケビン・マスカットだ。当時、ハード過ぎるタックルを仕掛けることで有名だったマスカット。ラフプレイも目立ち、ピッチ上で度々問題を起こしたDFだ。身長は178cmでクラウチと23cmも差があるのだが、さすがの巨人FWでもこのオーストラリア人は手に負えない存在だったか。

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