誰もがC・ロナウドではない セリエBのGKが嘆く給与カットの厳しい現実

チッタデッラのパレアリ photo/Getty Images

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生活に影響が出る選手も

新型コロナウイルスの影響で欧州各国のリーグ戦がストップしていることもあり、一部のクラブでは選手たちが賃金カットに応じる動きも出てきている。

ビッグクラブほど給与の話は注目を集めるものだが、賃金カットに簡単に応じられる選手ばかりではない。給与がストップすると、日々の生活に影響が出てくる者も大勢いるのだ。

伊『Telechiara』によると、セリエBのチッタデッラでプレイするGKアルベルト・パレアリは誰もがクリスティアーノ・ロナウドのように稼いでいるわけではないと主張する。
一部のスター選手たちは普段から高額な給与を得ているため、給与が少しストップしても対応できるかもしれない。しかしパレアリは、自分たちに同じ理論は通用しないと語る。

「1ヶ月給与を遅らせ、その後で合わせて2倍受け取れるならば躊躇なくYesと言うだろう。しかし給与の支払いをもっと伸ばすとなれば、Noと言わなければならない。僕たちはロナウドのようではない。彼らの場合は給与を2ヶ月止めても、経済的に難しくはならないだろう。それと同じことを僕たちにしたら、家の大家がドアをノックしにノックしにくるだろうね。同じ観点からはジャッジできないんだ。異なる状況だからね」

特に1部リーグ以外の選手は、給与カットは難しいところがあるだろう。幅広い視点から全選手とクラブを救済できればいいが、この苦境を乗り越えられるか。

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