攻守に輝くバイエルンの絶対的守護神 “世界最高級”GKの驚愕スタッツ明らかに

2011-12シーズンからバイエルンの正守護神を務めるノイアー photo/Getty Images

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クリーンシート数&パス成功率が凄まじい

ドイツ・ブンデスリーガにおいて長年圧倒的な存在感を放つバイエルン・ミュンヘンには、チームの皆が全幅の信頼を寄せる“世界最高級”守護神がいる。ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーだ。

2011年夏にシャルケから加入して以降、抜群の安定感でバイエルンのゴールマウスを守ってきたノイアー。27日に誕生日を迎えたことでこの守護神は34歳となったが、今季もここまで公式戦全試合に出場し元気な姿を見せている。ここのところは全盛期からの衰えも指摘されているが、レジェンドであることは間違いない。

そんなノイアーのバイエルン移籍以降の驚異的なスタッツが明らかとなった。データサイト『Opta』によると、同選手がバイエルンの一員として出場したリーグ戦でここまで記録している通算クリーンシート数は実に126回にものぼっているという。これは2011-12シーズン以降に欧州5大リーグでプレイしたどのGKよりも多いというのだから驚きだ。2位のジャンルイジ・ブッフォン(124回)や3位のティボー・クルトワ(123回)とは僅差で、圧倒的とまではいかないが、それでもトップの座に君臨しているのは称賛されるべきだろう。
さらに、ノイアーが称えられるべきはそのセービング能力だけでない。攻撃面での優秀さもスタッツには表れており、2011-12シーズン以降に記録しているパス成功率は驚異の82%。こちらはGKとして同期間におけるブンデスリーガ最高値だ。この守護神はチームのビルドアップにも多大な貢献を果たしているのである。まさに“11人目のフィールドプレイヤー”といったところか。

攻守に存在感を放つバイエルンの絶対的守護神。来季はシャルケから期待の若手であるアレクサンダー・ニューベルが加入するが、ノイアーもそう簡単にポジションを譲る気はないだろう。はたして、この“世界最高級”GKはいつまでバイエルンのゴールマウスを守り続けるのだろうか。ドイツ強豪の成功に寄与した名手はこれからも輝き続けることだろう。

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