[ぺこぱシュウペイ]ボクがフロンターレを好きな理由

ぺこぱシュウペイのフロンターレで決定的ーーー!! 001

ぺこぱシュウペイのフロンターレで決定的ーーー!! 001

やってきました開幕戦! 記者席からシュウペイポーズ!!

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なにかと縁があるチームで自然と応援するように

 どーもー! ぺこぱのシュウペイでーっす!! 今回からtheWORLDで、大好きなフロンターレの連載をやらせてもらうことになりました! よろしくお願いしまーす!! 第一回目は、開幕の鳥栖戦にお邪魔させていただきました!!

 ボクがフロンターレを好きな理由はいくつかあります。高校サッカー部時代にチームメイトだった小林悠選手がプレイしているし、GKコーチだった中山和也さん、通称ゴンさんが通訳を務めているということ。ボクはもともとFWで悠とポジションを争っていましたが、2年生ぐらいから実力差を感じはじめて(笑)、ギャル男になってしまいました。高校卒業後は応援する側にまわり、いまは友だちとして連絡を取り合っています。

 フロンターレはファン・サポーターから愛されていて、温かさを感じます。“同志”を受け入れる姿勢があって、そこにも惚れ込みました。中村憲剛さんがずっとフロンターレにいるのも、きっと愛を感じているからに違いないです!
 チームカラーの水色、白、黒。これはボクの大好きな色で、そこにも運命的なものを感じています。サッカースタイルは監督によって変わるけど、チームカラーは変わりません。神奈川県出身なのでよく川崎に遊びに来ていましたが、フロンターレのフラッグが街に溢れている光景をみて、すごくいいなと感じていました。こんなに縁があるチームって、なかなかないです。自然と応援するようになっていました。

 有り難いことに、去年は7月7日の七夕にキックインセレモニーをやらせていただきました。今日と同じ鳥栖が相手で、まさかの雨でした(笑)。それでも、元サッカー少年にとって等々力のピッチは憧れだったので、やっぱり感激しました。いろいろ努力してきた選手だけが立てる場所なので、イベントなんだけど、どこか緊張しながら楽しみました。お笑い芸人というよりも、ひとりのサッカー少年が夢を叶えた瞬間でした(涙)。

サポーターが集結してぐんぐんボルテージが上がる等々力競技場。ボクもハイテンション!

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No.1サッカー芸人を目指してフロンターレを追っかけます!

 なかなかタイトルを取れない時期が続くなか、2017年、2018年にJリーグを連覇しました。MVPも悠、家長昭博選手と2年続けてフロンターレから選ばれました。2019年はルヴァン杯に優勝したもののJリーグでは悔しい思いをしました。それだけに、今年はファン・サポーターとともに挑戦者のつもりで挑み、なんとしても王座奪回してほしいと思ってまーす!

 もう一度優勝するために、悠はもちろん、東京五輪世代の田中碧選手に期待しています。憲剛選手がケ
ガをして出場できないいま、ボクは田中碧選手が攻撃の起点になると思っています。開幕戦では大島僚太選手、脇坂泰斗選手と中盤でプレイ。連携の取れたプレスで相手にほぼチャンスを与えず、決定的ーーー!なシーンがあればという展開でした。悪くないだろう!(松陰寺風に)

 サッカーが好きな人であれば、試合内容やプレイスタイルについては観戦すればわかると思います。ボクもサッカー芸人No.1を目指して取材にも挑戦し、選手個々のプライベートな一面や細かいプレイの癖などをお伝えできればなと思っています。選手のキャラクターがより感じられるような瞬間をピックアップして、みなさんにお届けしたいんです。

 ゴール後にみんなで集まって喜んでいるのに、オイ、そこに行かないのかい! メチャメチャ冷静で、チョー引いてるじゃん! こんなシーンがあったら、なぜ喜びに加わらなかったのか。なにを考えていたのか紹介していきます。カメラに抜かれていないところにも注目していきたいです。ぜひ読んでおくんなましー!

シュウペイ:1987年7月16日生まれ、A型。2008年4月に相方の松陰寺太勇とお笑いコンビ「ぺこぱ」結成。M-1グランプリ2019ファイナリスト第3位。高校時代には全国高校サッカー選手権神奈川県代表に選ばれた


※電子マガジンtheWORLD243号、3月15日配信の記事より転載


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