イグアイン、ルカクも超える 恐怖のDF・冨安健洋の興味深い“1つの数字”とは

ボローニャの冨安 photo/Getty Images

サイドバックとして攻撃面でも貢献

今季ここまでのセリエAドリブル成功数ランキングを見ていくと、1位サッスオーロFWジェレミー・ボガ(106回)、2位フィオレンティーナMFガエターノ・カストロヴィッリ(76回)、3位ミランMFイスマエル・ベナセル(59回)など、テクニシャンが上位に名を連ねる。

このデータはスペイン『as』が取り上げているものだが、このランキングの30番目に日本人DFが入ってきているのだ。

ボローニャでプレイする日本代表DF冨安健洋だ。冨安はボローニャで右サイドバックを任される機会が増えているが、守備だけでなくドリブル成功数も23回を記録している。

この数字はユヴェントスFWゴンサロ・イグアイン(20回)、インテルFWロメル・ルカク(16回)をも上回っており、ポジションは違えど冨安の数字は称賛されるべきだろう。しかも冨安がセンターバックを本職としていることを考えると、この数字は驚異的だ。

DFだけに絞って見てみると、冨安はセリエAで11番目に多くのドリブルを記録していることになる。188cmと長身の冨安はストライドの大きいドリブルを時折披露してくれるが、それはセリエAのDF相手にも通用するレベルのものと言っていい。

あくまで冨安は守備に重きを置いたサイドバックではあるものの、この攻撃性も今季サイドバックとして評価を高めている理由だ。

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