天才司令塔がベッカムやスコールズを超えてくる プレミアで暴れ回るパス職人

マンCで最高級のパフォーマンスを披露するデ・ブライネ photo/Getty Images

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「ボールを持つと時間が止まる」

マンチェスター・シティのパスワークを司る天才MFは、往年のレジェンドたちをも超えるパス職人となったのか。ケビン・デ・ブライネへの絶賛が止まらない。

2015年夏にマンCへ加入して以降、同クラブに欠かせぬ存在として中盤に君臨してきたデ・ブライネ。特に2016-17シーズンから指揮官に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の下では更なる成長を見せ、今では“世界最高級”MFとしての地位を確立している。特に相手の急所を見逃さないパスは絶品で、今季もここまで驚異の16アシストを記録している。もはや現役選手の中では敵なしと言ってもいいかもしれない。

そんなデ・ブライネにはかつてリヴァプールなどで活躍した解説者のジェイミー・レドナップ氏もメロメロだ。同氏はこの天才司令塔がパサーとしてもはやデイビッド・ベッカムやポールスコールズをも超えたと主張。英『Sky Sports』に対して次のように語っている。
「デ・ブライネのパス能力は驚異的だよ。彼のパスは誰が見たってとても素晴らしいものだ。私が今まで見て来たパサーの中で、彼は最高の選手だと思うね。ベッカムやスコールズよりも優れていると感じるよ。デ・ブライネのパスはバリエーションが豊富なんだ。ベッカムは最高のクロッサーだったかもしれないけれど、デ・ブライネは中央寄りのポジションからでも同じことができる。彼がボールを持つと時間が止まるんだ。周囲の選手がパニックに陥っていても、デ・ブライネは常にリラックスしている。余裕の持ち方は際立っているね」

先日もデ・ブライネのことを「別次元にいる」と絶賛していたレドナップ氏。溢れる天才MFへの愛はしばらく止まることがなさそうだ。しかし、同氏がここまでの賛辞を送るのも納得のパフォーマンスを披露しているデ・ブライネ。今季チームとしてはリヴァプールに独走を許してしまっているが、個人ではPFA年間最優秀選手も狙えるか。

驚異的なパフォーマンスで最高級の輝きを放ち続けるマンCのパス職人。はたして彼のキャリアが終焉を迎える時、その評価はベッカムやスコールズと比較してどうなっているか。この男が伝説となる可能性は十分にある。

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