プレミア屈指の右SBが語る“厄介な相手” 「たとえ1度止められても……」

今季からマンUでプレイしているワン・ビサカ photo/Getty Images

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マンUの右サイド支える22歳

「1対1のバトルにおいて、彼は世界最高のDFだね」。先日、かつてリヴァプールで活躍したジェイミー・キャラガーが氏がこのように賛辞を送った選手がいる。マンチェスター・ユナイテッドに所属するDFアーロン・ワン・ビサカだ。

得意とするタックルを武器にマンUの右サイドを支配するワン・ビサカ。その守備力は数多くの名手が存在するプレミアリーグの中でも一二を争うレベルだ。マンUにとって、昨夏この男を確保したのは大正解だったと言っていいだろう。この22歳は昨季まで名門の不安要素となっていたポジションを強みに変えた。

しかし、そんな彼にも苦手に感じる相手というのはいるようで、クラブ公式のインタビュー内では自身がマッチアップして最も厄介に感じた選手を挙げている。指名されたのは、試合だけ見ていれば少し意外に思うかもしれない選手だ。
「ラヒーム・スターリングだね。彼とのマッチアップは僕が最も楽しんだ1対1だったよ。彼は何度も継続して僕に挑んできた。たとえ1度止められても、彼は何回だって勝負を仕掛けてきたのさ。そのメンタリティは僕も好きだよ。今季リーグ戦のダービーマッチで2度対戦したけれど、どちらで披露したパフォーマンスにも満足しているね。両方結果につながった。特に中断直前に行われた2試合目は良かったね。あの時のパフォーマンスは自分でも信じられないほどで、準備していたことをピッチの上できちんと披露することができたんだ」

ワン・ビサカが名前を挙げたのはマンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングだ。先月初めに行われたリーグ戦第29節のマンC戦では、マッチアップした際にスターリングを完封してみせたワン・ビサカだが、どうやらその結果とは裏腹に同選手とのバトルは相当熾烈を極めたようだ。

だが、最終的にはスターリングのほとんど仕事をさせなかったワン・ビサカ。マンUで輝くリーグ最高峰の右サイドバックは強烈な相手としのぎを削り合うことで着実に成長している。

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