“7200万ポンドGK”の売却に待った チェルシーはもっと我慢すべきだ

チェルシーのケパ photo/Getty Images

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2年で見切りつけるのは早すぎる

今季チェルシーを大いに悩ませることになったのが「GK問題」だ。

2018年夏にGK史上最高額となる7200万ポンドもの移籍金で獲得したケパ・アリサバラガが期待に応えていないのだ。

セービング率も悪いと指摘され、指揮官フランク・ランパードも我慢の限界を迎えたのだろう。今季途中からはベンチに座る機会が増えた。
今では放出案まで浮上しているが、それに英『90min』が待ったをかけている。まだケパに見切りをつけるのは早すぎると主張しているのだ。

ケパのパフォーマンスが7200万ポンドの移籍金に見合っていないのは事実だが、ケパはクラブと2025年までの長期契約を結んでいる。まだ25歳ということもあり、これは長期的な投資でもあったはずなのだ。

「ケパを放出すれば、多額の現金を無駄にすることになる。歴史的にチェルシーは過去10年の間に9人も指揮官を代えるなど、忍耐力と信頼が欠如しているとの嫌なイメージを作り上げてきた。ランパードを指揮官に招聘したことは、長期的に物事を考えていく変化への始まりだったはずで、ケパの放出はそれに反するものとなる」

同メディアはこのように伝えており、もう少しケパに時間を与えてもいいのではないかとの考えだ。2025年まで契約を結んでいることを考えると、2年間で見切りをつけるのは早すぎるのかもしれない。

ケパがGK史上最高額に見合うパフォーマンスを披露する時はくるのか。チェルシーには冷静な判断が求められている。

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