193cmのオレンジ軍団・“最終兵器” 若き新星FWにかかる1年後の期待

バイエルンのザークツィー photo/Getty Images

1年後のEUROでスーパーサブに

新型コロナウイルスの影響でEURO2020が1年間延期されることになったが、今夏に開催されていた場合でもオランダ代表は優勝候補の一角と考えられていたはずだ。

DFフィルジル・ファン・ダイク、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムといったリヴァプールで活躍する選手を中心に、昨年には新しく始まったネーションズリーグでも準優勝を果たした。着実に力をつけているチームなのだ。

そんなオランダにとって、この1年はポジティブな期間となるかもしれない。密かに期待されているのがバイエルンで出番を掴みつつある18歳の大型FWジョシュア・ザークツィーの存在だ。ザークツィーが来季もう一回り大きな選手へ成長してくれれば、EUROへの招集も見えてくる。まさにオランダの最終兵器と言えよう。

『VTBL』によると、ザークツィーもオランダ代表でプレイする夢を抱いている。まだその時期ではないと考えているようだが、出来るだけ早くその領域に到達したいと考えているようだ。

「まだ僕はバイエルンでレギュラーではないし、代表について考えるべきとは思わない。ただ、どれだけ物事が早く進むかも見てきたし、心の奥底に密かな考えはある。オレンジは若い選手にとって夢だし、それを夢見るのは理に適ったことだ」

バイエルンではロベルト・レヴァンドフスキがいるため、スタメン確保はかなり厳しい。それでも今季は途中出場から結果も出しており、来季もチャンスは増えていくはずだ。

元よりオランダ代表はセンターフォワードの層が薄いチームと言われているため、193cmものサイズを誇るザークツィーは魅力的だ。果たしてこの1年でどこまで伸びるのか。オランダサッカー界全体がザークツィーに注目しているはずだ。

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