中盤のタクトを任せるのはラキティッチ トッテナムが獲得レース参戦へ

多くのクラブからの関心が報じられるラキティッチ photo/Getty Images

アトレティコ、ユヴェントスなどライバルは多い

トッテナムは、バルセロナMFイヴァン・ラキティッチの獲得に興味を示しているようだ。

2014年の加入以降、中盤の一角としてバルセロナに貢献してきたラキティッチだが、昨夏にアヤックスからフレンキー・デ・ヨングが加入して以降は出場機会も減少気味。また、バルセロナがパリ・サンジェルマンFWネイマールを取り戻すための交渉材料として自身のトレードを含むプランを提示したことに腹を立てているとされており、現在、国内のアトレティコ・マドリード、セビージャほか、イタリアのユヴェントスやナポリといったクラブが獲得に興味を示している。

スペイン『Mundo Deportivo』は、新たにトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が中盤の強化を求めており、ラキティッチへの関心を示したと報道。複数クラブによる争奪戦の様相を呈している。

トッテナムは、中盤の創造性を担っていたクリスティアン・エリクセンを今冬の移籍でインテルに放出しており、ゲームメイカーを求めているふしがある。先日、MFタンギー・エンドンベレに対しバルセロナからの関心が伝えられたが、その際にもトレードとしてMFアルトゥールの獲得を求めたと伝えられた。ラキティッチにも、中盤でゲームを組み立てる役割が期待されていると思われる。

なお、バルセロナのキケ・セティエン監督は先日、ラキティッチはここを去りたいとは言っていないとコメントしている。

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