ナインゴランはインテル移籍を後悔している? 今も止まないローマ愛 

今もローマを愛してやまないナインゴラン photo/Getty Images

ローマ電撃復帰の可能性も?

カリアリに所属する元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランは、愛するクラブを離れたことを今も後悔しているのかもしれない。

ピアチェンツァでプロとしてのキャリアをスタートさせ、カリアリを経て2014年にローマへ加入したナインゴラン。豊富な運動量や闘志あふれるプレイで攻守にわたって貢献し、4年半で公式戦203試合(33ゴール28アシスト)に出場している。2017-18シーズンにはローマをチャンピオンズリーグのベスト4へ導くなど、チームに必要不可欠な存在となっていた。

ただ、ナインゴランは2018年夏にローマとの別れを決断し、恩師ルチアーノ・スパレッティが率いるインテルへ移籍。しかし、新天地では昨季公式戦36試合に出場したものの、途中出場や途中交代が多く、満足のいく出場時間を得られず。さらに、度重なる遅刻でシーズン中に謹慎処分を科されたこともあってか、今季から新体制となった規律の厳しいアントニオ・コンテのもとで戦力外となり、昨夏の移籍市場で古巣カリアリへレンタル移籍することとなった。

そんなナインゴランが『Instagram Live』で「オレはインテルのファンから何かを奪い取りたいわけではないけど……」としながらも、次のような思いを吐露した。

「インテルに加入した喜びとローマを去った悲しみ、どちらの方が大きいかと尋ねられたら、オレは去った悲しみの方が大きかった答えるだろう。ローマへ戻りたいかに関しても、イエスだ。条件さえ整えば戻るんじゃないかな。彼らと美しい年を経験したからね。オレはローマを愛し、ローマも俺を愛し、オレが全てを捧げてきたクラブだ」

「ローマでの全てが恋しい。最近、バルセロナ戦を見返したんだけど、クラブのアンセムを聞いた時、まだ鳥肌が立ったよ。チームに関してのこともたくさん書いたしね。オレにとってローマでのことは、常にナチュラルなことだった。ローマ復帰へのドアはいつだってオープンだと思うよ」

今季もここまで公式戦24試合に出場して5ゴール6アシストを記録し、ナインゴランはカリアリでも違いを見せつけている。はたして、愛するクラブへの復帰は実現するのだろうか。

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