アーセナルを“9位”に留めた守護神 147本のシュートに耐えてきた実力者

アーセナルのレノ photo/Getty Images

もっと順位が落ちていても不思議ではない

アーセナルは今季リーグ戦で9位に留まっており、トップ4入りまでの道のりは遠く感じられる。サポーターも結果には満足していないだろうが、もっと順位が落ちていた可能性もあるのではないか。

英『Football London』が称えたのは、GKベルント・レノの存在だ。アーセナルはピエール・エメリク・オバメヤンや若いガブリエウ・マルティネッリなど前線のプレイヤーが注目を集める機会が多いが、レノの貢献度を見逃してはならない。

新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断する前まで、レノは147本のシュートを打たれている。これはボーンマスのアーロン・ラムズデール(149本)、ニューカッスルのティム・クルル(151本)、ノリッジ・シティのマルティン・ドゥーブラフカ(157本)に次ぐ多さだ。

このうちボーンマスは18位、ノリッジは最下位に沈んでおり、レノが浴びているシュートの数を考えるとアーセナルの守備がいかに不安定化が分かってくる。その中でレノは何とか36失点にまとめているのだ。

9位アーセナルの勝ち点は40、10位バーンリーと11位クリスタル・パレスは勝ち点39、12位エヴァートン(37)、13位ニューカッスル(35)、14位サウサンプトン(34)と、下位クラブとも差がほとんどない。レノの頑張りがなければ、10位以下に沈んでいた可能性も十分に考えられる。

同メディアはレノのことをプレミアリーグ内でも最高クラスのGKと称えているが、その能力は上位クラブのGKらに匹敵するものと考えていいだろう。

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