ピッチへの「ツバ吐き」でイエローカードも プレミアで感染拡大防止策が議論

水を吹き出すシティのウォーカー。これも禁止となるだろう photo/Getty Images

感染拡大につながる恐れがある

6月の再開に向けて、ようやく進み出した感のあるプレミアリーグ。しかし、感染拡大を可能な限り抑えるために、まだまだ考えることは多い。今回問題にされたのは、ピッチ上での選手の“態度”だ。

といっても、暴力や差別といった話ではない。プレミアだけでなく、世界中のどのピッチでも見られる「ツバ吐き」が問題なのだ。当然、ウイルス蔓延防止の観点からだ。英『Telegraph』が伝えている。

FIFAの医療委員会委員長のミシェル・ド・ホーヘ氏は、ウイルス拡散の可能性を受け、審判に行為を厳しくチェックすることを求めるかもしれない。具体的には、イエローカードで罰される可能性がある。同氏は言う。

「我々が再びサッカーを始めるとき、それを最大限に避ける必要があると思います。問題は、それが可能かどうかです。イエローカードを与えることになるかもしれません」

「それは非衛生的で、ウイルスを広めることになります。再開の前に、非常に注意が必要と思われる事柄の一つです。私は悲観的には考えていませんが、少なくとも疑ってはいます」

加えて、ケンブリッジ大学のウイルス学者は、ピッチでの感染拡大について次のように述べている。

「プレイヤーはお互いに密接に接触しないよう、新しいセレブレーションを考える必要があるかもしれません。試合前の握手、試合終了時のシャツ交換なども、不適切なメッセージになりえます」

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