ライバルクラブ行きも問題ナシ? 去就注目のチェルシーFWどこへ行く

今季終了後のチェルシー退団が噂されているウィリアン photo/Getty Images

自身の去就について口開く

チェルシーの主力アタッカーには、かねてより今季限りでの退団が噂されている。ブラジル代表FWウィリアンのことだ。

今季終了後にチェルシーとの現行契約が満了を迎えるウィリアン。クラブは契約延長のオファーを提示しているとのことだが、同選手は未だこれを受け入れておらず交渉が停滞している。そんな中、現地ではこの状況を受けてアーセナルやトッテナムといったライバルがフリーで彼の獲得に動くのではとの噂が。長くチェルシーの攻撃陣を引っ張ってきた31歳だが、クラブを離れるときは近いか。

だが、本人はまだかなり悩んでいる様子だ。ウィリアンはYouTubeチャンネル『Desimpedidos』のインタビューに登場した際、現在の心境を次のように語った。

「本当に難しい決断だ。僕はチェルシーで自身の価値を証明したんだ。ファンやクラブに関わるすべての人に感謝しているよ。だけど、前にも言ったようにドアは開かれたままだ。ライバルクラブへの移籍も問題ないと思っているよ」

チェルシーのライバルクラブを含め、全ての可能性を選択肢とすることを明かしたウィリアン。では、現在他クラブから具体的な話は彼のもとへ届いているのだろうか。先日はトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督からラブコールを受けたのと報道もあった同選手。しかし、これは事実ではないという。

「トッテナムから連絡があったかって? いいや、ないよ。モウリーニョとは良い関係を築いているけど、音沙汰なしだね。彼は素晴らしい監督であり、僕の素晴らしい友人だ。今でもたまに連絡を取り合っているけど、この話題に関しては僕をリスペクトしてくれてるみたいだ。他の監督から学んだこともあるけれど、モウリーニョにはさらに深いことを学んだよ。彼は僕のポテンシャルを信じて、自信を与えてくれた。一緒に働いた中で最高の監督であることは間違いないね」

接触こそ否定したものの、ウィリアンとモウリーニョ監督の関係はまだ良好な様子。正式なオファーさえ届けば、トッテナム入りの可能性は十分にあるか。今後の動向に注目が集まるチェルシーのベテランFW。本人もまだ悩んでいるようだが、ウィリアンを巡って次の移籍市場では壮絶なバトルが繰り広げられることとなりそうだ。

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