“5200万ポンドMF”が大失敗では終われない 手応え掴む逆襲の2年目

マンUのフレッジ photo/Getty Images

スールシャールから得る信頼

昨季の働きぶりから完全な「失敗」と思われたMFがじわりじわりと評価を上げてきている。

プレミアリーグ2年目に手応えを掴み始めているマンチェスター・ユナイテッドMFフレッジである。

2018年夏にマンUがフレッジ獲得に費やした移籍金は5200万ポンドと高額なものだったのだが、昨季は全く期待に応えられぬまま1年目を終えてしまったのだ。

そして迎えた2年目。指揮官オーレ・グンナー・スールシャールが辛抱強く起用したこともあり、徐々に評価が上がってきている。169cmと小柄なサイズ、決して器用ではない足下の技術などプレミアリーグに適応するのは難しいかと思われたが、予想外の逆襲劇だ。

英『METRO』によると、フレッジも1年目が難しいものだったと理解している。しかし苦戦した理由は技術面だけでなく、様々な原因があったと分析。今季はそれらの問題を改善し、良いシーズンを過ごせているとの認識だ。

「最初のシーズンは僕にとって非常に難しいものだったと思う。イングランドへの適応もそうだが、人生の面でも息子が生まれるなど個人的なことがあったからね。酷い1年目になったのは様々な理由があったからだと考えている。今はあらゆる面で安定しているよ。良いプレイができているし、リーグが再開されてもこれを継続できることを望んでいる。クラブのために全力を尽くしたいんだ。チームのカギになりたい」

まだ5200万ポンドの金額にふさわしい働きかは微妙なところだが、手応えを掴み始めているのは間違いない。昨季のパフォーマンスで完全な補強失敗との声も聞かれたが、その評価も変わりつつある。

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