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バロテッリは“あれ”が唯一のアシスト!? プレミアの面白いアシスト記録|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

バロテッリは“あれ”が唯一のアシスト!? プレミアの面白いアシスト記録

アグエロと喜ぶバロテッリ photo/Getty Images

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少し意外な2つの数字

サッカーの世界には思わず「へぇー」と唸ってしまうデータがいくつか存在するものだ。

今回は英『GIVE ME SPORT』がプレミアリーグで生まれた印象的な記録をいくつか紹介しているのだが、例えばアシストだ。

トッテナムやストーク・シティでプレイしてきた長身FWピーター・クラウチは、ストライカーながらマンチェスター・ユナイテッドで長く活躍してきたMFポール・スコールズよりも多くのアシスト数を記録しているのだ。
スコールズがプレミアリーグで通算55アシストだったのに対し、クラウチは通算58アシスト。クラウチといえばサイズを活かしたヘディングばかりに注目が集まるが、その高さを活かしながらチームメイトのゴールをお膳立てすることも得意としてきたのだ。

プレミア屈指のパサーだったスコールズの方がアシストを量産しているイメージが強かったが、イメージだけでは判断できないということか。

もう1つアシストで面白いのは、マンチェスター・シティでプレイしていたFWマリオ・バロテッリの記録だ。

バロテッリはリヴァプールでもプレイしていたが、プレミア公式のスタッツでは70試合に出場してアシストを1つしか決めていないのだ。では、そのたった1つのアシストとはどれか。

それはマンCが劇的な形でプレミア制覇を果たした2011-12シーズン最終節、QPR戦でのアシストだ。



このシーンを覚えている人も多いだろう。試合終了間際、ペナルティエリア手前でボールを受けたバロテッリはFWセルヒオ・アグエロにパスを出した。これをアグエロが押し込み、マンCが奇跡のプレミア制覇を達成したのだ。あの時バロテッリがパスを出していなければ、優勝はなかったかもしれない。

唯一にして最高のアシスト。何ともバロテッリらしい記録と言えよう。

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