エッシェンが袖を通すのは“赤いシャツ”だったかも? 明かす過去の移籍話

かつてチェルシーで活躍したエッシェン photo/Getty Images

チェルシーで愛された“潰し屋”

アフリカ産のボールハンターは、もしかするとイングランドでライバルクラブの選手となっていたのかもしれない。かつてブルーズの中盤でボールを刈り続けた“潰し屋”が過去の移籍市場における裏話を明かしている。

その“潰し屋”とは、かつてチェルシーで活躍した元ガーナ代表MFマイケル・エッシェン(現サバイルFK:アゼルバイジャン)だ。バスティア、リヨンとリーグ・アンでその名を揚げると、2005年にチェルシーへと移籍し同クラブで長く活躍したエッシェン。チェルシーではジョゼ・モウリーニョ監督の下で重要な役割を担い、プレミアリーグやFAカップ、チャンピオンズリーグなど多くのタイトル獲得に貢献した。今でも「チェルシーの潰し屋と言えば誰か」と問えば、彼の名を真っ先に挙げるファンは多いだろう。

しかし、そんなチェルシーのレジェンドが少し意外な過去の移籍話を明かしている。なんと、バスティア時代にリヴァプール移籍に合意目前まで迫ったことがあるというのだ。自身のInstagramアカウントで行ったライブ配信にて、自身のキャリアにおける移籍秘話を同選手は次のように語っている。

「バスティアにいた時、僕には多くのオファーが来ていたんだ。ジェラール・ウリエが監督だったリヴァプールへ移籍するのが間近だったこともあったよ。彼と会うためにメルウッドにも行った。結局話し合っただけでフランスに帰ったけどね。だけど、その他にもオファーは届いていた。PSG、マルセイユといったクラブさ。ただ、僕自身バスティアから出て行きたくなかったし、彼らも僕を手放したくないと言ってくれた。だからもう一年留まることを選んだのさ。それは僕にとって問題ではなかったね。クラブを離れたくなかったから3年目も彼らと共に過ごすことにしたんだよ。その後はイングランドに行くのはまだ早いと思ってリヨンに移籍したんだ」

バスティア時代にリヴァプール行きの可能性があったと明かしたエッシェン。今ではすっかり青のユニフォームを身に纏う姿のイメージが定着した彼だが、何かが少し違えばその色は赤となっていたか。往年の名手にこんな話は少なくないが、エッシェンもそんなエピソードを持つ選手の一人だったようだ。

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