アーセナル&ザルツブルク粉砕 欧州トップで通用すること示した鎌田の1年

フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images

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クラブのエースとなれるか

果たしてブンデスリーガで通用するのか。そんな疑いもかけられていた日本の若きアタッカーは、未来のフランクフルト・エース候補の1人となった。

独『SGE4EVER』が取り上げたのは、23歳のFW鎌田大地だ。

2017年夏にフランクフルトへ移籍した時は即戦力になれなかったが、ベルギーのシント・トロイデンでのレンタル移籍で大きく成長。ゴールを計算できるアタッカーとしてドイツへ舞い戻り、今ではフランクフルトでポジションを固めようとしている。
鎌田とフランクフルトの契約は2021年までとなっているが、クラブのブルーノ・ヒュブナーSDは契約延長の意思を示している。

「彼と続けたいと考えている。彼は今では国際舞台においてチームを助けることが出来ると証明した。ブンデスリーガでもそうなることを願っているし、契約延長を希望して交渉しているところだ」

順番が逆のような気もするが、なぜか鎌田はブンデスリーガよりも先にヨーロッパリーグで爆発した。今季はアーセナル戦で2得点、ザルツブルク戦ではハットトリックと、ヨーロッパリーグでは6得点2アシストと固め打ちだ。

ブンデスリーガではまだゴールがないのだが、この奇妙な展開もすぐに終わるだろう。アーセナル相手に得点を決める力があれば、ブンデスリーガでもいつかはゴールが生まれるはずだ。

ルカ・ヨビッチ、アンテ・レビッチ、セバスティアン・ハラーの3人が昨夏に抜けたことで、フランクフルトの攻撃力は明らかにダウンしている。鎌田が将来的にその穴を埋める重要な存在となる可能性もあり、クラブも1〜2年後の鎌田に大きな期待をかけているはず。来季はさらなる爆発が求められている。

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