ガットゥーゾは“モチベーター” ミラン10番が明かした恩師への想い

昨季までミランで師弟関係にあったガットゥーゾとチャルハノール photo/Getty Images

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素晴らしい関係を築けた監督の1人

ACミランに所属するトルコ代表MFハカン・チャルハノールが、かつて同クラブの指揮官を務めた恩師ジェンナーロ・ガットゥーゾ(現ナポリ)について語った。

2017年夏にレヴァークーゼンからミランへ移籍したチャルハノール。チームの10番を任されるなど大きな期待を背負って加入し、1年目から主力としてプレイしてきた。しかし、なかなか満足のいくプレイができない時期もあり、ファンやメディアから厳しいコメントを浴びさせられることもしばしば。ただ、2017年11月から2018-19シーズン終了までミランを率いたガットゥーゾはこの10番を信じ、使い続けた。その結果、最終的にチャルハノールはガットゥーゾのもとで、公式戦70試合以上に出場してきた。

そんな恩師について、チャルハノールは『Instagram Live』で「ガットゥーゾは誠実で野心的。人々が考えているような攻撃的な人だったり、怒り続けているような人だったりではないよ。彼が持っているのは情熱だ」とコメント。そして「彼はとても素晴らしいモチベーターであり、僕が最も困難時にサポートしてくれた。僕が素晴らしい関係を築けた監督のひとりだよ。今も定期的に連絡をとっている」と明かしている。
さらに「トレーニング中も彼は常に100パーセントを求めた。ピッチで行う必要のあることだけに集中するよう要求していたよ。なので、もし集中していないとわかったら、選手を追い出したりもする。ただ、ガットゥーゾはすべての選手を平等に扱い、差別をしなかった。僕はそこを気に入ったんだ。彼は選手の扱い方や面と向かって何を話せばいいのかもよく知っているね。彼のモチベーターとしてのスキルに関しても、彼が試合の前に行った話で僕は何度も鳥肌を立たせられたよ」と述べている。

チャルハノールにとってガットゥーゾは、自身のキャリアの中でも忘れられない指揮官のひとりのようだ。セリエAがいつ再開されるのか、再開後にどのような日程になるのかはまだわからないが、第32節のナポリ対ミラン戦ではガットゥーゾとチャルハノールの師弟対決にも注目だ。

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