1人でスタメン組撃破した“ナイジェリアのロッベン” 現れたワンダーキッド

ビジャレアルのチュクウェゼ photo/Getty Images

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今後のナイジェリアサッカー界を引っ張る逸材

アフリカを代表する強豪国の1つナイジェリアでは、新たなる世代が急速に伸びてきている。

MFアレックス・イウォビ、MFウィルフリード・エンディディ、FWヴィクター・オシムヘンらは今後のナイジェリアを引っ張る逸材だが、ビジャレアルFWサミュエル・チュクウェゼも忘れてはならない巨大なポテンシャルを秘めたアタッカーだ。

21歳と若いチュクウェゼはナイジェリアのロッベンなどと呼ばれており、バイエルンなどで活躍したアリエン・ロッベンと同じように右サイドから仕掛けていくことを好むレフティーアタッカーだ。
すでにリーガ・エスパニョーラでも通用することは証明されており、イングランド・プレミアリーグの強豪クラブからの関心の声も聞こえている。

ナイジェリア代表にも2018年から召集されているが、同じくナイジェリア代表のDFセミ・アジャイは召集された当初から凄いインパクトがあったと振り返る。

英『HITC』によると、アジャイはチュクウェゼのボールコントロールの技術に驚かされたようで、ワンダーキッドと絶賛する。

「彼はワンダーキッドだよ。ナイジェリアでの最初のトレーニングを覚えている。彼のプレイを見たことがなかったし、一緒にやったこともなかった。僕は彼と同じくBチームにいたんだけど、彼は1人でスタメン組を倒してしまった」

「ピッチの状態は悪くて、ドリブルは出来なかった。だけど彼はオールド・トラフォードでプレイしているかのようにドリブルしていた。あれは誰だ?と聞いたよ。そこから彼は代表のメンバーだし、リーガでも上手くやっているよね」

このまま成長すれば、近いうちにビッグクラブでプレイする日が来るだろう。それだけの素質は備えているはずだ。

フランスのリールでプレイするオシムヘンもビッグクラブからの注目を集めており、ナイジェリア代表の前線はオシムヘンとチュクウェゼが引っ張っていく可能性が高そうだ。

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