アルトゥール、ユーヴェSDと接触 話し合いの末に出した結論とは

来季もバルセロナでプレイすることとなりそうなアルトゥール photo/Getty Images

バルサ残留の意向

バルセロナに所属するブラジル代表MFアルトゥールの今夏のイタリア行きはなさそうだ。

2018年夏に母国を離れ、スペインのバルセロナへ移籍した現在23歳のアルトゥール。“シャビの後継者”と期待され、昨季は公式戦44試合に出場した。そして加入2年目となる今季はさらなる活躍が期待されたが怪我に悩まされ、思うような出場機会を得られず、ここまで同23試合の出場にとどまっている。ただ、一度ピッチに立てば、素晴らしい能力を発揮しており、その才能に疑いはない。

そんなアルトゥールを、今夏のメインターゲットのひとりとしていたのがユヴェントスだ。ミラレム・ピャニッチとのトレードなどが噂され、様々なメディアによってイタリア行きが取り上げられていた。しかし、どうやらこの交渉は決裂したようだ。

伊『Corriere dello Sport』などによると、アルトゥールはユヴェントスのディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏と今後について直接話をしたとのこと。その際、オファー内容や個人的な契約条件に関わらず、バルセロナ残留の意向を伝えたという。アルトゥールの残留はバルセロナファンにとっては朗報かもしれない。

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