マンCが目をつけた“ウルグアイの宝石” 18歳で10番背負う逸材ウインガー

欧州ビッグクラブの注目を集めているペリストリ photo/本人Instagram

フォルラン監督の下で成長中

すでに選手として完成されたスターを高額の移籍金で確保する。プレミアリーグで近年急速に影響力を拡大したマンチェスター・シティの補強戦略に対して、そんなイメージを持っている人は多いのではないだろうか。

実際、彼らが移籍市場に毎年投入している額は莫大だ。昨年はアトレティコ・マドリードからスペイン代表MFロドリを確保するのに、クラブ史上最高額となる6280万ポンド(約85億円)もの金額を投じている。これからもその路線は継続していくはずで、毎年のようにクラブ史上最高額は更新されることだろう。

しかし、その一方で彼らは新たな才能の発掘にも熱心になってきているか。英『Daily Mail』によると、マンCは現在ウルグアイで急速に成長する“ダイヤの原石”に熱視線を送っているという。それはディエゴ・フォルラン氏が監督を務めるCAペニャロールで、18歳ながら背番号10を託されているファクンド・ペリストリだ。

右足得意のウィンガーであり、類稀なるスピードとセンス溢れるドリブルを武器にウルグアイリーグを席巻しているペリストリ。指揮官であるフォルラン監督だけでなく、かつて欧州でも活躍した元アルゼンチン代表MFファン・ロマン・リケルメ氏も「(自身が副会長を務める)ボカ(・ジュニアーズ)に連れて行きたい」と発言しており、その才能を高く評価している。今、ウルグアイで最もホットな選手と言っても過言ではないだろう。

そんなペリストリの代理人とマンCはすでに接触済みとのこと。獲得には1000万ポンド(約13億円)程度の移籍金を支払う構えのようだ。ニューカッスルやレアル・マドリードなどもこの超新星確保に向けて動き出しているとのことだが、現状ではシチズンズがこのレースを一歩リードしているか。

ウルグアイですくすくと成長する巨大な才能。はたして、ペリストリは来季どこでプレイすることとなるのだろうか。争奪戦は熾烈を極めることとなりそうだ。

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