「サンチェスを守りたい」 インテルSDが語る2選手の去就

今夏の去就に注目が集まっているサンチェス photo/Getty Images

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マンUから加入したヤングとサンチェス

インテルのスポーツディレクター(SD)を務めるピエロ・アウジリオ氏が、契約が今季限りとなっている2選手の将来ついて語っている。

1人目は、今冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドから完全移籍した元イングランド代表DFアシュリー・ヤングだ。現在34歳の同選手とは半年間の契約となっているが、その契約内容には契約延長オプションが組み込まれている。

ヤングは加入直後からすぐに存在感を発揮しており、ここまで5試合に出場して1ゴール1アシストの活躍。そのため、当然ながらインテル側はこのオプションを行使するつもりでいるようだ。伊『sky sport』のインタビューに応じたアウジリオSDは「我々はヤングのオプションを使用すると言えるだろう」と明かしている。
そして気になるのが、同じくマンUから加入したもう一選手の方の去就。2人目は、昨夏にレンタル移籍で獲得したチリ代表FWアレクシス・サンチェスだ。レンタル期間は今年6月末までとなっている。

かつてのような輝きを放つことができず、近年苦しい状況に陥っているサンチェス。インテルへ来てからもそれは続いており、昨年10月から年末まで怪我で長期離脱を強いられるなど、今季ここまで公式戦15試合の出場にとどまっており、ゴールもまだ一つしかない。こういった状況もあり、いくつかの地元メディアが以前、「サンチェスは今夏にレンタルバックされる」などと報じていた。

ただこの成績や噂とは裏腹に、インテル側はサンチェスのことをポジティブに捉えているのかもしれない。アウジリオSDは「サンチェスを含めて、我々はすべての選手を守ることを目指している。彼は怪我をする前、よくやっていた。バルセロナ戦やサンプドリア戦とかね。ウディネーゼやアーセナルにいた時のベストシーズンを思い起こさせたよ。でも彼は不運だった。ただこの思わぬ休息が彼にとって、自分の価値を示すための良いチャンスとなる可能性があると思う」と話している。はたして、サンチェスはリーグ戦再開後にしっかりとアピールし、インテルへの完全移籍を勝ち取ることができるのか。

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