メッシいるのにCL制覇4回“だけ”!? バルサに5季連続の失敗は許されない

バルセロナのメッシ photo/Getty Images

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英メディアは4回でも不満

バルセロナFWリオネル・メッシは、これまでチャンピオンズリーグ制覇を4度も経験している。

チャンピオンズリーグは簡単に獲得できるタイトルではないため、4度制覇するだけでも凄いことだ。しかし、メッシの才能を考えればもっと優勝できるのではないかとの考えもある。

英『Evening Standard』は、「メッシ時代のバルサが5シーズン続けてCLを逃すのは物足りない」と取り上げているが、バルセロナが最後に欧州の頂点に立ったのはMSNを擁した2014-15シーズンだ。あそこからは何とも苦い戦いが続いている。
ライバルのレアル・マドリードによる3連覇を許し、ローマとリヴァプールには歴史に残る大逆転負けを許した。メッシがいるのにファイナルへたどり着けないモヤモヤするシーズンが続いているのだ。

今季は新型コロナウイルスの影響でチャンピオンズリーグもストップしたが、ナポリとの決勝トーナメント1回戦1stレグもすっきりしない1-1のドローだった。以前ほどの圧倒的な力がないのは明らかだ。

先日スペイン『Antena 3』にて、クラブOBシャビ・エルナンデスもバルセロナを優勝候補筆頭に挙げることはできないとの考えを示していた。

「チャンピオンズリーグは少しアンフェアな大会だ。1つのミスで家へ帰ることになるのだから。バルセロナを優勝候補とは見ているが、筆頭とは見ていない。リーガでは筆頭だと思う。マドリードよりも強いと思うからね」

今季チャンピオンズリーグが再開された場合、今のところはブンデスリーガで白星を重ねるバイエルンが優勝に最も近いのではとの意見がある。

仮に今季もチャンピオンズリーグを落とせば、バルセロナは5シーズン連続で優勝できなかったことになる。メッシがいる間にもう一度チャンピオンズリーグを制することがクラブの目標のはずだが、その悲願はいつ叶うのか。

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