ストップ&ゴーの達人 PSGの若きDFが語る“最悪”の相手「彼は速すぎ」

PSGのダグバ photo/ダグバのInstagramより

加速されると止められない

サイドバックにとって厄介なアタッカーといえば、やはりスピードのある選手だろう。スピードでぶっちぎってくるタイプのアタッカーは、1つでも対応を誤ると決定機を作られかねない。

とはいえ、ただスピードがあればいいという訳でもない。緩急を巧みに使ってくるアタッカーこそ、DFが最も嫌がるタイプと言えよう。

PSG公式によると、パリ・サンジェルマンでプレイする21歳の若きDFコラン・ダグバは最も厄介だった相手にバイエルンFWキングスレイ・コマンを挙げている。

バイエルンのコマン photo/Getty Images

世代の近いコマンは爆発的なスピードの持ち主として有名だが、ストップ&ゴーの使い方が上手い。それこそダグバが厄介と感じる理由になっているようで、静と動の使い分けこそコマンの得意技なのだ。

「この問いには同じことを言っているが、厄介なのはコマンだ。彼は速すぎる。彼は時折ストップし、そしてまた走り出す。最悪だよ!スタンディングからの走り出しが速すぎるんだ」

コマンはやや怪我に苦しめられているが、才能は抜群だ。右のセルジュ・ニャブリとともに、バイエルンで10年近くウイングのポジションを守っていけるだけの素質がある。

ダグバもその才能を認めており、コマンへの対応に頭を悩ませてきたようだ。

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