いずれバロンドール受賞者に マンUエースが狙える“C・ロナウド以来の快挙”

マンUのラッシュフォード photo/Getty Images

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「こんな彼は今まで見たことがなかった」

マンチェスター・ユナイテッドから次にバロンドール受賞者が輩出されるのはいつになるか。イングランドの名門である同クラブだが、2008年にクリスティアーノ・ロナウドが栄冠を勝ち取って以来、バロンドールとは無縁の時期を過ごしている。

もっとも、近年はレアル・マドリード移籍後のC・ロナウドとバルセロナのリオネル・メッシが同賞の受賞を独占していただけに、これはマンUに限った話ではない。とはいえ、その歴史において数々の名手を輩出してきた彼らにとって、世界最高の選手を決める争いに少しも絡めていないのは少々寂しい事態と言えるだろう。

だが、数年後にバロンドールを勝ち取れるポテンシャルを持った選手はいる。現エースのFWマーカス・ラッシュフォードは優れたポテンシャルを備えており、年齢もまだ22歳と若く伸び代がある。成長次第ではC・ロナウドに続く存在となれるだろう。今季はいよいよストライカーとしての能力を開花させ、ここまでリーグ戦22試合の出場ですでにキャリアハイとなる14ゴールを挙げている。
そんなラッシュフォードの成長ぶりにはチームメイトも舌を巻いているようだ。DFルーク・ショーは今季絶好調のエースに目に見えて変化があったと主張し、この調子で才能を伸ばし続けることができれば、いずれ彼はバロンドール受賞者となるだろうと次のように語っている。

「マーカスは初めてトップチームに合流した頃よりも様々なところが大幅に改善されているよ。ピッチ上だけでなく、それ以外の部分もね。今の彼はとても成熟した選手となった。今季のマーカスはしばしば止めることが不可能な選手のように見えるよ。自信に満ち溢れているんだ。こんな彼は今まで見たことがなかったな。今までも自信は持っていたんだけど、これほどまでのレベルには到達していなかった。本当に成長を実感している。マーカスは自分が最高の一人になれる能力を持っていることを理解している。今はその才能を最大化するために研鑽を積んでいるね。それを続けることができれば、僕は彼が将来バロンドールを受賞できない理由はないと思っているよ」

クラブ公式サイトのインタビューにて、同僚FWの変貌ぶりをこのように絶賛したルーク・ショー。はたしてラッシュフォードはこの先同僚の“予言”を現実とすることはできるのだろうか。ゴールネットを揺らし続ければ、バロンドールは向こうから近づいてくるはずだ。

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