もう今のマンUに魅力はない? ハフェルツが向かうべきクラブはどこだ

今夏の去就に注目が集まるハフェルツ photo/Getty Images

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ドイツの先輩がアドバイス

次の移籍市場で欧州各ビッグクラブが争奪戦を繰り広げるであろうヤングタレントは何人かいるが、ドイツで躍動する20歳もその一人として数えることができるだろう。レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFカイ・ハフェルツだ。

ドイツ国内では“エジル2世”、“バラック2世”とも呼ばれる逸材のハフェルツ。現在は複数のビッグクラブが彼を狙っているとされ、レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどが移籍先の候補として浮上している。

そんな中、かつてバイエルン・ミュンヘンやリヴァプール で活躍したディートマー・ハマン氏がこの20歳の移籍先について言及。同氏はハフェルツに対して、マンUへ行くのだけはやめておけと警告している。
「近年、ユナイテッドはその魅力を失っている。内部に問題を抱えているからね。過去、移籍市場に選手がいればユナイテッドは最初の連絡先だった。でも、今はもうそうではない。ハフェルツのような選手が移籍先を探すのであれば、チャンピオンズリーグに出場できるのかといった長期的な目線での選考基準が重要になってくるんだ」

独『Sky Sport』に対して、このように自身の見解を述べたハマン氏。誰もがその才能を評価する若手有望株が、わざわざ今のマンUに移籍する必要はないと同氏は考えているようだ。では、それならばハフェルツはどこへ向かうべきか。ハマン氏はそれについても言及し、マンUのライバルにあたるプレミアクラブをオススメしている。

「その一方で、チェルシーは素晴らしい仕事をしているランパードが監督を努めており、再び成長を見せている。久しぶりにファンが期待できるチームが完成しているね。そこにティモ・ヴェルナーやハフェルツが加われば、信じられないほどエキサイティングなチームになるだろう。2,3年後のことを考えれば、チェルシー行きの決断は難しいものではないと思うね」

今季多くの若手タレントが躍動し、来季からはアヤックスからハキム・ツィエクも加入するチェルシー。RBライプツィヒに所属するティモ・ヴェルナーの獲得も間近とされる彼らは、来季以降に黄金時代を迎える可能性も出てきた。ハマン氏が移籍を勧めるのも頷けるだろう。

ドイツの大先輩からこのようなアドバイスを受けたハフェルツだが、はたして彼は今夏どのような決断を下すのだろうか。自身が後悔しない選択をしてほしいところだ。

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