熱すぎたクラシコの“サイド対決” アウベスが語る最も厄介だったFWの存在

クラシコを盛り上げたアウベスとロナウド photo/Getty Images

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一流同士の攻防

ジョゼップ・グアルディオラが指揮した黄金チームのバルセロナと、それにファイト溢れるスタイルで対抗したジョゼ・モウリーニョ率いるレアル・マドリードの対決では、サイドの攻防が非常に熱かった。

バルセロナの右サイドバックを務めたダニエウ・アウベスVSレアルのクリスティアーノ・ロナウドである。

2人は同じサイドで先発する機会が多かったため、常に激しいバトルを繰り広げてきた。積極的に攻撃参加するアウベスに対し、ロナウドはあまり守備に戻らない。そこをどうカバーするかの攻防もクラシコの注目ポイントだった。
ブラジル『UOL』によると、アウベスもロナウドのことを最悪の相手の1人と認めている。ピッチ上の2人にしか分からない超高度な駆け引きが繰り広げられていたのだろう。

「私は常に集中していたからね。彼が私のことを本当に苦しめたことは1度だってないよ。ただ、クリスティアーノ・ロナウドが最も難しい相手の1人だったのは疑いようがない。彼は100%の集中で対応しなければならないタイプの選手だ。もし99%なら、彼はそれを突いてくるだろう。グアルディオラの時代は、僕の方が彼を苦しめたと思うけどね」

アウベスとモウリーニョも何かと因縁がある。アウベスの過剰なアクションが物議を醸したこともあり、アウベスVSロナウドは当時のクラシコに欠かせぬ戦いだった。

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