バルサにいたレフティー忘れないで 23歳がロシアの地で復活告げる2ゴール

得点を喜ぶマウコム photo/マウコムのInstagramより

バルサでは輝き放てず

これまでバルセロナでは何人ものアタッカーがポジションを掴めぬ屈辱を味わってきたが、昨夏にロシアのゼニトへ移籍したレフティーを覚えているだろうか。

僅か1年でバルセロナを去った23歳のFWマウコムだ。

マウコムはフランスのボルドーで結果を出し、2018年夏に紆余曲折を経てバルセロナへ移籍。移籍金も4100万ユーロと、なかなか高額な取引だった。

とはいえ、バルセロナのレフティーといえばFWリオネル・メッシだ。マウコムは持ち味をほとんど活かせず、昨夏に活躍の場をロシアへ移すことになった。

その後も怪我があり、ゼニトでも結果は出なかった。すっかりマウコムのことを忘れていた人もいるだろうが、ついに復活の気配が漂ってきている。

ロシアの国内リーグも再開しているのだが、マウコムは20日のCSKAモスクワ戦でいきなり2得点を記録。チームの4-0大勝に貢献したのだ。

リーグ中断前のウラル戦でも1得点1アシストを記録していたため、一応は2試合連続得点ということになる。

まだ23歳と若いため、ゼニトでの活躍次第ではもう1度欧州五大リーグでのプレイも可能だろう。かなり影が薄くなっていたが、ロシアの地で復活の狼煙は上がった。

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