「才能を捨てている」悪童に恩師が愛の喝! マンチーニ監督の悲痛な想い

マンCやイタリア代表でバロテッリを指導してきたマンチーニ監督 photo/Getty Images

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変えるために何か行動を起こして欲しい

イタリア代表の指揮官を務めるロベルト・マンチーニ監督が、愛弟子マリオ・バロテッリへの悲痛な想いを明かしている。

現在29歳のバロテッリは、これまでインテルやマンチェスター・シティ、ACミラン、リヴァプール。マルセイユなど、数々の欧州名門クラブでプレイ。素晴らしい活躍を見せるシーズンもあったが、その才能とは裏腹に悪童としての顔も持ち、素行の悪さからクラブやコーチ陣たちと揉めることもしばしば。なかなか1つのクラブにとどまることができずにいる。今季からプレイするブレシアでも、トレーニングの無断欠席などによりクラブとの間に亀裂が入り、現在法廷での争いにまで発展してしまっている状況だ。

マンCやイタリア代表で、そんなバロテッリを指導してきたマンチーニ監督。伊『Rai Sport』のインタビューで愛弟子について「彼が何をしようと、私は彼のことを気にかけてきた。まだ彼が若かった頃にトレーニングを積ませ、試合でプレイもさせた。彼は並外れた能力を持っていたよ。彼はまだ30歳だし、サッカー選手としてピークの時期にある。私の希望としては、全てを変えるために何か行動を起こして欲しい」と語った。
さらに「いつの日か彼が目を覚まし、持っている才能を捨てていることに気付いてくれること願っているよ。マリオは桁違いの選手で、優しいし、礼儀正しい。彼は非常に大きな可能性を秘めているんだ。私も彼に才能を捨てていると何度も説明してきたんだけどね」と述べている。

バロテッリは8月に30歳に誕生日を迎えるが、果たして今後どのような道を歩んでいくこととなるのか。

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