ヴェルナーの穴埋めは問題ナシ 来季のライプツィヒを救えるFW“2名”は

ライプツィヒのシック photo/Getty Images

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エース流出は痛手だが

先日、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの今夏チェルシー移籍に関する合意が発表されたが、彼の現所属チームであるRBライプツィヒは来季その穴をどう埋めにいくのだろうか。今季ブンデスリーガでバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レヴァンドフスキ(33得点)に次ぐ26得点を記録しているヴェルナー。チームに欠かせないポイントゲッターだっただけに、このエース流出は間違いなく痛手と言えるだろう。

しかし、ブンデスリーガ公式サイトはそこまで心配しなくとも、ライプツィヒはすぐにその穴を埋められるかもしれないと主張する。同サイトが期待するのは、すでにチームにいるFW”2名”の爆発だ。

まず一人目は昨夏ASローマからレンタルで獲得したFWパトリック・シック。今季の同選手はライプツィヒの“秘密兵器”として随所で存在感を放っており、ここまでリーグ戦22試合で10ゴールをマークしている。1シーズンフル稼働できれば今季以上の活躍も可能か。年明け以降121分に1ゴールを記録している得点力は見ものだ。障害はローマとの完全移籍交渉のみか。
そして、彼らがもう一人注目するのはなんとまだ18歳のティーンエイジャー。下部組織で着実に成長しているFWデニス・ボルコウスキだ。同選手は今季U-19カテゴリで16試合11得点を記録しており、ヴェルナーの移籍決定前から来季のデビューに期待がかかっていた逸材。先日プロ契約を交わしたばかりのヤングタレントだが、若手発掘のスペシャリストであるライプツィヒが見込んだ才能にブンデス公式も期待を寄せているようだ。

今季のヴェルナー級のパフォーマンスを期待するのは、その代役にとってなかなか酷な話かもしれない。だが、この2人でヴェルナーの穴を埋めるという選択もユリアン・ナーゲルスマン監督の頭の中にはあるだろう。シックとボルコウスキ。来季ライプツィヒで浮沈の鍵を握るのは彼らか。

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