ズラタンに譲った“9番”はもう離さない 背番号変更の屈辱味わった若きFW

マンUのマルシャル photo/Getty Images

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今度こそチームのエースへ

6月24日のシェフィールド・ユナイテッド戦でハットトリックを記録するなど、徐々にマンチェスター・ユナイテッドの得点源として存在感を増してきたFWアントニー・マルシャル。

背番号9を任されるにふさわしい活躍と言えるが、マルシャルもこの番号には特別な思いがあるはずだ。なぜなら、ズラタン・イブラヒモビッチ加入時に背番号9を奪われた苦い経験がある。

2016年にイブラヒモビッチが加入した際、マルシャルは9番から11番に変更。クラブはスターのイブラヒモビッチを優先する道を選んだ。マルシャルにとっては屈辱だったはずだ。
英『Daily Mirror』によると、元フランス代表DFパトリス・エヴラはマルシャルが背番号変更に苛立っていたと振り返る。

「彼はファン・ハールの下で良いスタートを切ったと思う。ただ、その後のエピソードの1つを覚えていて、ズラタンとの背番号変更でガッカリしていたよ。代表チームで一緒だった時、彼にクラブから電話があり、9番を渡さなければならないと言ったんだ。だが、彼はNoと。しかしその後モウリーニョが彼に連絡し、ズラタンが9番を着用するから君は11番を着用ことになると伝えたんだ。背番号を変えたからプレイが悪くなったとは言わないが、彼の不調はそこから始まったと思う」

現在はイブラヒモビッチも退団し、背番号9を再び任されることになった。今はこの番号にふさわしい選手であることを証明しようと燃えていることだろう。今季はリーグ戦でも14得点を奪っており、まずまずのアピールだ。

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