中盤の掃除役はお手のもの マンUで復活する“194cm”のビッグマン

マンUのマティッチ photo/Getty Images

B・フェルナンデスにも負けない存在感?

ブルーノ・フェルナンデス、ポール・ポグバ 、スコット・マクトミネイと、マンチェスター・ユナイテッドの中盤にはリーグでもトップクラスの実力者が揃っている。マンUはこの日3人を軸にこれからのリーグ戦を戦っていくのだろう。多くの人がそう思っていた。

しかし、現地時間30日に行われたリーグ戦32節ブライトン戦でこの3人に負けじとアピールした中盤戦士がいる。縁の下の力持ちとして役割を全うしたネマニャ・マティッチだ。この試合でフル出場を果たした同選手は自身の強みを活かしてマンUの勝利に大きく貢献した。

そんなマティッチがブライトン戦で披露したパフォーマンスにはアラン・シアラー氏もご満悦の様子。同氏はこの試合で2得点の活躍を披露したB・フェルナンデスと共に、身長194cmの長身MFもまた最高評価を得るべき存在だったとこのセルビア代表MFを称賛している。英『Daily Mirror』が伝えた。

「ブライトン戦においてフェルナンデスはゲームチェンジャーだったから、評論家はこぞって彼に称賛の言葉を送ったが、私はネマニャ・マティッチも間違いなく言及に値するパフォーマンスを披露したと思うよ。彼が最終ライン前の掃除役を全うしたことで、フェルナンデスとポグバは前線で自由に動くことができたんだ。彼はマンUのプロテクトを形成し、常にブライトン攻撃陣の先手を打った。マンUを自分たちのペースへと導いたのは彼さ。本当に献身的な守備で相手をシャットアウトしたね。今の彼は間違いなくフォームを上げてきているね」

今季はポジションを失ったり、怪我で離脱している期間もあったマティッチ。しかし、リーグ戦中断直前の時期から確実にこのビッグマンは最高のフォームを取り戻してきている。過密日程の中では必ず選手のローテーションが必要となってくるだけに、このマティッチの復活にはオーレ・グンナー・スールシャール監督も満足していることだろう。マンUの中盤争いがさらに激化する予感だ。

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