24歳の1年で“ドイツのスーパースター”へ 覚醒した高速アタッカー

バイエルンのニャブリ photo/Getty Images

ロベリー後継者問題を解消する1人に

24歳の1年間は非常に特別なものだったのではないか。

7月14日に25歳の誕生日を迎えたのは、バイエルンFWセルジュ・ニャブリだ。

バイエルン公式もニャブリの誕生日を祝福しているが、この1年はニャブリにとって特別だった。そのスピードを活かした突破力、ゴール前での得点力は世界から認められるレベルとなり、今季はリーグ戦だけで12得点11アシストを記録。ゴールとチャンスメイクの両面で大いに貢献した。

開幕当初のバイエルンの課題はアリエン・ロッベン、フランク・リベリの後継者を見つけることだったが、すでに右サイドはニャブリで固まった。今夏にはマンチェスター・シティからレロイ・サネが合流することになっており、すでにバイエルンのロッベン&リベリ退団問題は解決が見えてきている。

さらにニャブリはドイツ代表の方でも重要な戦力となりつつある。本格的に主力となり始めたのは2018年後半あたりからだが、2019年はEURO予選でゴールを量産。

何とこれまでドイツ代表では13試合に出場して13ゴールと驚異的な得点ペースを披露している。ドイツにはティモ・ヴェルナーもいるが、今のところヴェルナーよりニャブリの方がヨアヒム・レーヴ体制における得点源となっている。

果たして25歳の1年間はさらに足場を固めるものとできるのか。来季はバイエルンとドイツサッカー界のエースとしてピッチへ立つことになる。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ