「かけがえのない選手の名は冨安健洋」 “超万能DF”は絶対休めない

ボローニャの冨安 photo/Getty Images

リーグ再開後もフル稼働

「本当にかけがえのない選手がボローニャにいるとするなら、その選手の名前は冨安健洋」

21日のアタランタ戦前、伊『Tuttobologna』は今季よりボローニャでプレイする日本代表DF冨安健洋についてこう評していた。

冨安はリーグ再開後も休みなくプレイを続け、チームに絶対欠かせぬ存在となっている。18日のミラン戦ではFW顔負けの左足ミドルシュートを突き刺すなど、超がつく万能プレイヤーなのも特徴的だ。

「日本代表のディフェンダーは昨夏にセンターバックでプレイすべくシント・トロイデンからやってきたが、ミハイロビッチはすぐに彼の機動力と戦術的知性を理解した。リーグ再開後も1998年生まれの冨安は常にミハイロビッチから呼ばれている。唯一GKのウカシュ・スコルプスキと同じだ。ミハイロビッチは何度か冨安を休ませようとしたが、適切な機会を見つけたことはない」

ミハイロビッチは冨安が右サイドバックでも戦えると見抜き、シーズンの早い段階からサイドバックを任せてきた。これは今季のボローニャにとって大ヒットだったと言っていい。

ただ、フル稼働が影響したのか21日のアタランタ戦では右太もも裏に違和感を覚えたようだ。途中交代しており、今季中の復帰が可能か分からないとも言われている。

同メディアはアタランタ戦前から冨安を休ませることができないと取り上げていたが、さすがにフル稼働しすぎたのか。セリエA挑戦1年目にもかかわらず、冨安はすっかり休ませることのできない絶対的プレイヤーとなっている。

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