衰えぬ“38歳”のモンスター 周りまで変えてしまうイブラ効果に世界が驚愕

好調を維持するミラン photo/Getty Images

周囲のアタッカーまで変えてしまう

38歳のモンスターに限界は見えない。

今冬にミランへ復帰したFWズラタン・イブラヒモビッチは、21日に行われたサッスオーロ戦でも2得点を記録するなど、その快進撃は恐ろしいものがある。

チームもリーグ戦再開後は負けがなく、終盤戦へきて急激に安定感を増している。その安定にイブラヒモビッチが大きく貢献しているのは間違いない。

データサイト『WhoScored』がまとめているが、今季イブラヒモビッチが先発したゲームでは12戦8勝2分2敗の成績を残している。1試合平均得点数は2.33点だ。

対してイブラヒモビッチが先発しなかった22試合は、8勝6分8敗。勝利数が同じなのは実に特徴的だ。

そして1試合平均得点数が1.14点まで落ちている。得点数アップにイブラヒモビッチは大きく関わっている。

SNS上では「イブラ効果」、「生まれながらのリーダー」など称賛のコメントが多く挙がっているが、イブラヒモビッチは単なるゴールゲッターではない。

アンテ・レビッチ、ラファエル・レオンなど、後輩アタッカーたちの能力を巧みに引き出しているのだ。そのリーダーシップもミランを立て直す1つの要素となっている。

ミランへ復帰してからのリーグ戦15試合で7得点4アシストの成績以上にイブラヒモビッチの存在は大きい。この穴はそう簡単には埋まらないだろう。

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