鎌田大地の超絶アシストが“ベスト3” ドイツに衝撃与えた和製テクニシャン[映像アリ]

ヘルタ戦で見事なドリブル突破から味方のゴールをアシストした鎌田 photo/Getty Images

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圧巻のドリブル突破が高評価

2019-20シーズンのドイツ・ブンデスリーガはすでに終了したが、今季同リーグで注目されていたのが激しいアシスト王争いだ。最終的には2位のジェイドン・サンチョ(ドルトムント)にトーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)が5つの差をつけてこの個人タイトルを獲得したが、途中まではこの2人が熾烈なデッドヒートを繰り広げていた。

そんな注目を集めたアシスト王争い。こちらは“数”の勝負だが、“質”の勝負では日本人もこの2人に太刀打ちできるほどのパフォーマンスを見せつけたか。ブンデス公式サイト「2019-20シーズンに最も壮観だったアシスト」と銘打って今季のベストアシストTOP10を選定しているのだが、その中にフランクフルトのMF鎌田大地もランクインしているのだ。

今回ノミネートされたのは、第31節ヘルタ・ベルリン戦で披露した超絶ドリブルからのアシスト。62分に相手ペナルティエリア左でフィリップ・コスティッチからのパスを受けた鎌田は、ゴールに背を向けた状態から素早く反転して中央にカットインする。そのままドリブルを開始すると、鮮やかなステップで相手DFを3人もかわしてから楽々ラストパスを供給。中央で待ち構えていたアンドレ・シウバはそのボールをヒールで流し込み鎌田の超絶アシストが完成した。圧巻のプレイだっただけに、覚えている人も多いだろう。
そんな鎌田が披露した素晴らしいドリブルからのアシストは、今回のランキングにおいてなんと3位を獲得。マッツ・フンメルス(ドルトムント)やジェローム・ボアテング(バイエルン)の超ロングフィードによるアシストなどよりも上の評価を与えられているのだ。

なお、その鎌田を抑えてトップ2にランクインしたのは、ヴォルフスブルクのケビン・ムバブ(2位)とバイエルンのアルフォンソ・デイビス(1位)。前者は第26節アウクスブルク戦におけるサイドを切り裂いてからのクロスを評価されており、後者は第16節フライブルク戦で披露した左サイド独走からのピンポイントパスが高評価を得ている。

ブンデスには優れたチャンスメイカーが数多くいるにもかかわらず、その中でも今季最高級のアシストを披露した鎌田。2019-20シーズンにブレイクした和製テクニシャンは、欧州の地で確実に評価を高めている。


参照元:YouTube

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