守備職人の陰に隠れる“超攻撃型SB” バルサが目をつける若き仕掛け屋

マンUのダロト photo/Getty Images

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攻撃力はむしろバルサ向きか

今季プレミアリーグを3位でフィニッシュしたマンチェスター・ユナイテッドでは、数名の新戦力がヒットした。

今冬に合流したMFブルーノ・フェルナンデス、そして昨夏にクリスタル・パレスから獲得した右サイドバックのアーロン・ワン・ビサカだ。

長いリーチを活かした守備の1対1に強みを持つアーロン・ワン・ビサカはすぐポジションを確保し、マンUの守備を支える貴重な戦力となった。
その一方で、影が薄くなってしまった超攻撃的サイドバックがいる。

2018年夏にFCポルトからマンUへ加入した21歳のディオゴ・ダロトだ。アーロン・ワン・ビサカとは違う攻撃に強みを持つダロトは、今季たった11試合にしか出場していない。

怪我の影響もあったが、アーロン・ワン・ビサカに1番手を奪われたのは紛れもない事実だ。アーロン・ワン・ビサカがいる限り、ダロトが右サイドバックのポジションを奪うのは難しいだろう。

それでもダロトの人気が落ちたわけではない。英『Daily Mail』によると、マンUで出番確保に苦しむダロトにバルセロナが目をつけているという。

バルセロナは過去にもダロトへ興味を示していたが、マンUとの獲得レースに敗れている。現状を受けてもう1度獲得へトライしようとの考えなのか。

ダロトは攻撃面の1対1に強みを持つ超攻撃的なサイドバックで、その特性はバルセロナの方が合うかもしれない。ダニエウ・アウベスの退団以降、バルセロナの右サイドバックは1番手が固まっていない。アーロン・ワン・ビサカに挑むよりはポジション確保のチャンスがあるか。

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