アーセナルの10番背負った2人のレフティー 「エジルがプレイしないことに驚き」

アーセナルのエジルとウィルシャー photo/Getty Images

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一緒にプレイしたから分かる凄さ

2010年以降アーセナルでプレイした選手で、天才レフティーといえば2人のプレイヤーが思い浮かぶ。

ともにクラブの10番を背負ったMFメスト・エジルと、現ウェストハムMFジャック・ウィルシャーである。

両者ともトップレベルの才能を備えており、その才能はアーセナルにとって特別だ。
しかし、残念ながら2人ともアーセナルでは苦戦を強いられてきた。ウィルシャーの方は怪我、そしてエジルは今現在プレイタイムが与えられていない。本来ならばチームの中心プレイヤーとなるべき実力者だが、なぜかエジルは輝きを放てないままだ。

英『TalkSport』によると、ウィルシャーはなぜエジルに出番が与えられないのか分からないと素直な感情を口にしている。一緒にプレイしていた時期もあるため、その才能を理解しているのだ。

「エジルのプレイスタイルが大好きだよ。僕のお気に入りのプレイヤーの1人だし、彼は適切なタイミングでボールをくれる。だからこそ彼がプレイしていないことに驚いている。何が起きているのかは分からないけどね。僕たちが知らない何かがあるんだろう。彼のフットボール能力を考えると、プレイしない理由は分からないからね」

ウィルシャーはエースのピエール・エメリク・オバメヤンとエジルが合うはずとの認識も示しているが、本来ならばスピードスターのオバメヤンを背後からエジルが巧みにコントロールできるはず。

ところが、指揮官ミケル・アルテタの中にそのプランは存在していない様子。出番が限られていることもあってエジルの周辺は騒がしいが、このままアーセナルでの時間は終わりを迎えてしまうのだろうか。ウィルシャーも現状を嘆いている。

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