オバメヤンと同じくらい大事な“中盤の要” アーセナルが手放したくない天才MF

アーセナルのセバージョス photo/Getty Images

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来季もガナーズに必要な23歳

今季途中から就任したミケル・アルテタ監督の下で、アーセナルは良い方向へ向かい始めた。リーグ戦での結果こそ爆発的には向上しなかったものの、試合内容はウナイ・エメリ政権時と比べて改善傾向にあるのが見て取れる。アーセナルのサッカーに以前のような期待感が戻った印象だ。

そんなアルテタ・アーセナルが今夏絶対に失いたくない存在。おそらく、多くの人は移籍が噂されるFWピエール・エメリク・オバメヤンを想像するかもしれない。たしかに今季リーグ戦で22得点を奪うなど、ここぞの場面でゴールを決めてきたエースはガナーズにとってかけがいのない選手と言えるだろう。しかし、そのオバメヤン以上にアーセナルが失いたくない可能性のある選手が中盤にいる。

その選手とは、レアル・マドリードから今季レンタルで加入しているMFダニ・セバージョスだ。アルテタ監督の就任当初はベンチを温める機会もあったが、最終的には新生ガナーズにとって欠かせない“中盤の要”となった同選手。ボールの扱いが上手く、守備にもファイトできる彼はFAカップ決勝のチェルシー戦でも大いに躍動しチームの優勝に貢献。ファンからの評価も、時間をかけてチームトップレベルとなるまでに高まったと言っていいだろう。
「オバメヤンが新契約を結ぶかどうかも注目だが、セバージョスを来季もスカッドに組み込めるかどうかも今夏のアーセナルにとっては重要なトピックだ。リーグ戦の再開以降、彼はアルテタが目指すチームの改善に必要な一貫性のあるモデルだった。マドリードでは困難な時期を過ごしていたが、セバージョスは再び最高の状態を取り戻しつつある。将来は予測不可能だが、彼が来季以降もアーセナルに必要な存在であることは間違いない」

英『Daily Maill』もセバージョスの重要性をこのように綴っており、彼がいるといないで来季アーセナルのサッカーはかなり変わってくる可能性が高い。現在は古巣であるベティスやセビージャも同選手の獲得を狙っているとされるが、はたして今夏ガナーズは23歳のプレイメイカーを引き止めることができるか。天才MFの去就に注目が集まっている。

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