マンUが誇る“高速”センターバックの記念すべき一歩 また出てきた18歳の逸材

マンUのメンギ photo/Getty Images

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また面白い若手が1人デビュー

FWメイソン・グリーンウッド、DFブランドン・ウィリアムズなど、今季のマンチェスター・ユナイテッドではアカデミー出身の若手プレイヤーたちが躍動した。

その流れはまだ終わらない。5日に行われたLASKリンツとのヨーロッパリーグ・ベスト16第2戦では18歳DFテデン・メンギが84分から出場。トップチームデビューを果たしたのだ。

プレイタイムはたったの6分間だったが、それでもメンギにとっては大きな一歩だ。まだ18歳だが、メンギはセンターバックとしてかなり高い評価を得ている。今後のマンU守備陣を支えてほしい期待のホープの1人だ。
183cmとやや小柄だが、それでもメンギには爆発的なスピードと読みの鋭さが備わっている。6月にチームトレーニングが再開された際にも、メンギはFWダニエル・ジェイムズ、DFアクセル・トゥアンゼベ、MFジェシー・リンガードに次いでチーム4番目のスピードを記録したことが話題を呼んだ。

U-18のカテゴリーでは主将を務め、今季はU-23のカテゴリーでも15試合に出場。U-23のチームを担当するニール・ウッドもメンギには高い評価を与えている。

「テデンはファンタスティックだ。彼はシーズンの早い段階で我々の下へ合流することになり、状況としてはややブランドンに似ている。来季も彼との仕事を楽しみにしているし、ブランドンのように我々がトップチームへプッシュしたい選手の1人だ」

英『Manchester Evening News』にてウッドはこのようにメンギを称えていたが、来季はもっとトップチームで出番を増やしていきたいところ。今回のLASKリンツ戦も、1stレグでついた点差を考えるとスタメン起用してみてもよかったかもしれない。

若手の積極起用プランは来季も続いていくだろうが、メンギはその中でも楽しみな選手の1人だ。サポーターも身体能力抜群DFメンギの成長には期待をかけていることだろう。

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