27戦26勝の“無敵軍団”の破壊力が異常 バルサでも一方的にやられる恐れあり

チェルシーを粉砕したバイエルン photo/Getty Images

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CLでも無双状態

マンチェスター・シティ、バルセロナ、パリ・サンジェルマンも十分にチャンピオンズリーグ制覇を狙う力を持ったチームだ。

しかし、今季はバイエルンがあまりにも強すぎやしないだろうか。ベスト16ではチェルシーを2戦合計7-1で粉砕しており、チャンピオンズリーグの舞台でここまで差がつくのも珍しい。

現在のバイエルンは、直近27試合の成績が26勝1分と圧倒的なレベルにある。2020年に入ってから1度ニュルンベルクに敗れているが、これは親善試合だった。カウントする必要はないだろう。
冗談のような数字だが、この直近27試合で奪った得点数は80を超えている。1試合で4、5点奪うのは当たり前となっており、守備の方も同期間でクリーンシートを12回も達成するなど安定感は抜群だ。

『90min』も今のバイエルンには非の打ちどころがなく、無敵だと絶賛している。準々決勝ではバルセロナと対戦するが、バルセロナでも互角に戦うのは難しいかもしれない。それほど今のバイエルンは圧倒的だ。

バイエルンが3冠を達成した2012-13シーズンも、バルセロナはチャンピオンズリーグでバイエルンと対戦している。その時は2戦合計7-0でバイエルンが勝利しており、バルセロナでも歯が立たなかった。今季は新型コロナウイルスの影響で一発勝負の変則的な戦いとなるが、またバイエルンの一方的な展開となる可能性もある。

バイエルンにとって2度目の3冠も現実的な目標になってきているが、バルセロナをまたも粉砕するのか。少なくともリオネル・メッシ1人でどうにか出来る相手でないことは確かだ。

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