CLをも支配する新世代の怪物 33試合で“33ゴール”に関与する異常なFW

PSGのムバッペ photo/Getty Images

続きを見る

デビュー早々からCLで大暴れ

チャンピオンズリーグはサッカー界で最もレベルが高いコンペティションの1つであり、そのレベルの高さはワールドカップを超えていると言ってもいい。スターだらけの頂上決戦なのだ。

そんなチャンピオンズリーグでデビュー早々から結果を出すのは極めて難しく、世界的に有名なストライカーでも得点を奪うのに苦労するものだ。

しかし、そうした当たり前が通用しない存在もいる。デビュー早々からチャンピオンズリーグで大暴れしているのがパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペである。
ムバッペはモナコとパリの2クラブでチャンピオンズリーグの戦いを経験しているが、ここまで通算33試合に出場して33ゴールに関与している。19得点14アシストの内訳となっており、得点関与数が試合数に並んでいるのは異常だ。

ムバッペは先日行われたアタランタとの準々決勝でも、途中出場から貴重なアシストを記録。チームのベスト4入りに貢献している。

ここ10年のチャンピオンズリーグをリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドの2人が支配してきたとするならば、今後の10年は間違いなく21歳のムバッペが支配していくことになるだろう。所属クラブの成績にも左右されるが、今後の成長次第では20代のうちにチャンピオンズリーグ通算100得点を狙うことも不可能ではないかもしれない。

そしてどこかのタイミングで必ずチャンピオンズリーグのトロフィーを掲げるはず。20代にしてワールドカップとチャンピオンズリーグの両方を制した男になるだろう。

今季もそのチャンスがあると言えるが、ムバッペのペースはどこまで続くのか。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ