大躍進するインテル“4番目”の実力派DF 「こんなにプレイできるとは」

インテルのバストーニ photo/Getty Images

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若きセンターバックが大ブレイク

シーズン開幕前、アントニオ・コンテ率いるインテルはセリエAでも屈指のセンターバック陣を抱えていると評判だった。

ミラン・シュクリニアル、ステファン・デ・フライ、アトレティコ・マドリードから加わったベテランのディエゴ・ゴディン。このワールドクラス3枚のセンターバックで強固な守備を形成できると期待されていたのだ。

実際にインテルの守備は安定しているが、予想とは少し違う展開になった。4番手センターバックと考えられていた21歳のアレッサンドロ・バストーニが大ブレイクしてきたのだ。
バストーニはパルマへのレンタル移籍などで着実に力をつけていたイタリア期待の若手センターバックだったが、ゴディンやシュクリニアルに勝つのはまだ難しいと考えられていた。

ところが、バストーニは今季全てのコンペティション合わせて32試合に出場。ファイナルまで勝ち進んだヨーロッパリーグでも、準々決勝、準決勝と続けて先発出場している。今や主力の1人と言っていいだろう。

伊『Sky Sport Italia』によると、バストーニ本人も「これほど多くプレイするとは予想していなかった。この素晴らしいグループにいられるのは幸運だ」と大躍進に驚いている。

ヨーロッパリーグの方では準々決勝、準決勝ともにシュクリニアルがベンチスタートとなっており、バストーニのブレイクが最終ラインに大きな影響を与えているのは間違いない。

イタリア代表としてもバストーニの成長は嬉しいはずで、将来的にはイタリアの最終ラインを統率する存在になってほしい。もはやバストーニは単なる4番手センターバックとは言えなくなっている。

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