ユーヴェが欲しがるプレミアの“万能FW” 強力コンビを活かす9番獲得へ

ウォルバーハンプトンのヒメネス photo/Getty Images

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C・ロナウド&ディバラの新相棒候補

来季からクラブOBのアンドレア・ピルロ氏が指揮を執ることとなったユヴェントス。彼らは現在、新体制で新シーズンを迎えるにあたってスカッドの改造に動いている。そのなかで、一つポイントとなってくるのがストライカーの獲得だ。

ピルロ監督は来季のチーム構想を考える上で、現在はクリスティアーノ・ロナウドとパウロ・ディバラの“二枚看板”と前線で協力トリオを組める選手を探しているとされる。現時点でその有力候補とされているのはナポリのアルカディウシュ・ミリク、アトレティコ・マドリードのアルバロ・モラタ、そしてアーセナルのアレクサンドル・ラカゼットといった面々だ。

しかし、ユヴェントスが現在最も獲得に近づいているのは前述したような選手たちではないと伊『TuttoSport』が伝えている。同メディアによると、今ビアンコネリが最も熱心に追っているのはウォルバーハンプトンに所属するFWラウール・ヒメネスだという。同クラブでチーフ・フットボール・オフィサー務めるファビオ・パラティチ氏は、すでにヒメネスの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏を介して彼の獲得交渉にあたっているとのこと。ユヴェントスはC・ロナウドの代理人も務める同氏とのパイプを最大限に活用してこのメキシコ代表FWの確保に近づいているようだ。
前線でボールを収めてチャンスメイクすることもできれば、自ら得点も決めることができる“万能FW”であるヒメネス。たしかに協調性の高い彼ならば、C・ロナウドやディバラといった強烈な個性を持った選手ともうまく共存できる可能性は高いか。レアル・マドリード時代にC・ロナウドと好連携を見せたカリム・ベンゼマのような役割を任せることもできるはずだ。

ユヴェントスが獲得に急接近するメキシコ代表FW。現在ヒメネスには他の欧州ビッグクラブからもオファーが届いているとされるが、はたしてビアンコネリは無事にこの“万能FW”を確保することができるのだろうか。加入となれば、ピルロ監督にとって理想の補強となることは間違いないだろう。

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