10年後のアメリカ代表は強くなる 夢を見せる“2人”のヤングスター

ドルトムントで活躍するレイナ photo/Getty Images

2026W杯は1つのターゲットになる

ブンデスリーガを中心に、今アメリカサッカー界から続々と優秀な若手選手が欧州へやってきている。

最も有名な存在はチェルシーFWクリスティアン・プリシッチで、今後しばらくはアメリカ代表のエースとして君臨することになるだろう。

そのプリシッチの背中を追うのが、ドルトムントでチャンスを掴みつつある17歳のMFジョバンニ・レイナだ。

プリシッチと同じく10代でドルトムントに才能を認められたレイナは、すでにトップレベルで通用するだけの技術を備えている。

17歳のレイナ、21歳のプリシッチがフットボーラーとして全盛期を迎えた時、アメリカ代表はワールドカップでも上位を狙うことができるかもしれない。

米『ESPN』によると、レイナも先輩のプリシッチと10年近くタッグを続けるビジョンを描いている。

「もし僕とクリスティアンが一緒にプレイするなら、次の10年か15年は非常にエキサイティングだよ」

年齢的には10年以上一緒にプレイすることも可能だろう。10年経ってもプリシッチは31歳だ。

他にもライプツィヒで活躍する21歳MFタイラー・アダムス、シャルケの21歳MFウェストン・マッケニー、アヤックスの19歳DFセルジーノ・デスト、ブレーメンの20歳FWジョシュ・サージェントなど、今のアメリカには楽しみな若手が多い。

まずターゲットにしたいのは2026年にカナダ、メキシコ、アメリカの共同開催が予定されているワールドカップか。レイナもその頃には23歳を迎えており、ワールドクラスのアタッカーとの評価を確立しているかもしれない。

ホームの声援を背に、ベスト4くらいは狙ってみたいところだろう。

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