恐怖の攻撃軍団に加わる“左の翼” ロッベンの後継者に最も近い爆速FW

バイエルンに加わるサネ photo/Getty Images

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これでリベリ&ロッベンの穴は完全に埋まるか

今季3冠を達成したバイエルンには、欠けているポジションが1つある。

レフティーのアタッカーだ。セルジュ・ニャブリ、キングスレイ・コマンら高速のアタッカーたちが躍動したことでアリエン・ロッベン&フランク・リベリの穴は埋まりつつあるが、それでもロッベンのようなレフティーアタッカーがいないのは気にかかる。

そこでやってきたのが、FWレロイ・サネだ。マンチェスター・シティで成長したサネは、爆発的なスピードを武器にサイドを切り裂くアタッカーであり、バイエルンが待ち望んでいたロッベンの後継者候補と言っていい。
クラブはサネに10番を任せる決断を下しており、かかる期待は大きい。来季は攻撃力がさらにアップすることだろう。

ブンデスリーガ公式によると、サネもロッベンのようなゴールを決められたらと冗談交じりに語っている。右サイドだけでなく、左サイドでもプレイできるのがサネの強みであり、ニャブリとも上手くやっていけるだろう。

「僕の好きなポジションは右のウイングだ。そこが最も満足できるところなんだ。ただ、左サイドでも問題はない。シティでは左サイドをこなしてきたからね。ユースやシャルケでは右だったけど、ペップは僕を左サイドで起用した。それは僕にとって助けとなったよ。多くの選手はワンサイドでしかプレイできないからね」

「ロッベンのように右サイドから左足でカットインして得点を決めるか?それが起こることを望んでいるよ」

今季はニャブリが右のウイングをこなしており、ニャブリにとっては右サイドの方がやりやすいのかもしれない。

その場合はサネが左サイドをこなすことになるが、それでも問題はないだろう。サネがロッベンにも負けない存在になってくれるのか、来季のバイエルンも楽しみだ。

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